この１月に「人づきあいの黒感情整理術」という本を

PHP研究所から出版しました。

一般的にネガティブな感情と言われている

怒り、嫉妬、落ち込み、といった感情を

黒感情と名づけ

それらの感情とのつきあい方についての本です。

「感情」はとても面白いもので、

世の中の多くのことは

この「感情」で動いているんじゃないかと

思っているほどです。

「黒感情」というと悪者のような印象ですが、

実は、これらの感情は自分の状態に気づかせてくれる、

大事なものです。

「怒り」は「周りや自分への期待」に、

「落ち込み」は何らかの形での「傷つき体験」に、

「嫉妬」は自分が「欲しいと望んでいること」に

気づくきっかけとなる感情。

ですから、黒感情がわき起ったときには

「ん？　どうした？」って、

自分に聞いてみるときなのだと思っています。