「子どものほめ方、叱り方」と題して、リビング・オハナの発起人でもある心理カウンセラーの袰岩奈々さんのセミナーでした。
参加された方々は、子育て真っ最中のお母様方がほとんど。
お座りし始めくらいの月齢の赤ちゃん連れのお母さんも数名いらっしゃいました。
では、その内容とは・・・
“ほめるコツ”の一つとして、行動をほめることが重要。
つまり、
「あなたは優しいわね~」
では、あまりに抽象的であるので、
(エレベーターのドアを押さえた時など)「乗って来る人のためにドアを押さえてあげて偉かったね~」
とか、
(下の子の面倒を見た時)「○○ちゃんをあやしてくれてありがとう!」
など。
行動をほめることによって、より具体的な認識が生まれ、脳内インプットも具体化する。
無視をして、とまったらほめる!
一方、難しいのが叱る時だ。
お互いに感情的になるからだが、この時も行動を叱ることが重要とのこと。
例えば、子供が靴下を脱ぎ散らかした時など、
「なんてだらしないの!」
とついつい言ってしまいがちだが、それでは具体的でないばかりか、
“あなたはだらしない”という人格にまで及ぶ負のメッセージを送ってしまう。
その場合も行動に目を向け、
「脱いだ靴下は洗濯機にいれなさい」
と行動に対して叱るのがコツ。
しかし、いつもスムーズに行くわけはない。(苦笑)
例えば同じことを何度も何度も繰り返し、行動を叱っても止めない場合がある。
そういう時は、こちらにも忍耐が要るが、しばらく無視をして子供が行動をストップした時に、
「(その行動を)止めてくれてありがとう!」
とほめる。
ううむ、叱るの二重構造的ほめ方というか・・・叱り方のコツですね~。
子供には、叱りながらもたくさんの愛をあげたいものです。
行動を直してもらいたいだけで、決して人格を否定しない叱り方っていいですね。
質疑応答は、お茶を飲みながらリラックスした中で。
セミナーの内容は、子どもだけではなく、大人同士のコミュニケーションにも役立つ内容なので、
子育てを過ぎた方もご参加下さり、とても充実した会となりました。
お集まり下さいました皆様、ありがとうございました。
実践された方、どのような結果になったかなど、お聞かせ下さいね~。
(優子)
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