二泊三日の「何もしないリトリート」終了しました。
三日間フル参加の方、一泊参加の方、そして お料理教室だけ参加の方、共に時間を共有しつつ、それぞれの形で、日常とは違う時間の流れの中に身を置き、自分で自分をリセットをすることできたのではないでしょうか?
会場となった
は、
Mindfulness Maka’ala マインドフルネス
Empathy Aloha 共感
Working Together Lokahi 共に働く
をモットーに運営されているファーム・リトリートセンターです。
障害を持った人、ホームレスの人、青少年育成、お母さんと子ども達の学びの場、生活サポートの場となっています。
開設当初はルドルフ・シュタイナーの提唱するバイオダイナミックファームとして、デメター農法の認証も受け、始まったセンターです。
今では、ここを拠点として、活動の輪も広げられ、多くのボランティアと共に、地域の、ハワイの人々をサポートしているファームです。
リビングオハナでも、この施設を私たちのリトリートの会場とすることで、微力ながら、少しでもハワイのコミュニティーをサポートしていくことにつながると考えています。
今回のリトリートでは、二つのお料理教室以外での食事作りは参加者全員で行いました。
野菜や卵などはこのファーム内で収穫されたものを購入し調理しました。
食事作り以外の時間は、皆さんそれぞれ、思い思いの時間の使い方をしながら、ファームステイを満喫されたことでしょう。
「何もしない」ということがない時代、
「何もしない」ということを、考えなくてはできない時代
何もしないことにちょっぴり罪悪感さえ感じる時代に生きている私たちです。
この三日間、
「何もしちゃいけないんだった」
「ああ、何もしないんだった」
「何もしなくていいんだった」
と最初は自分に言い聞かせていましたが、
だんだんと、忘れていた「何もしない」という感覚を思い出したかのように、たっぷりとゆったりとある時間を感じることができるようになり
「何もしないっていいね」
と、いう声に変わってきました。
「何もしない」というのは、動かずじっとしているということ
ではなく、
今、この瞬間、自分の心の向くままに、心身が、今やりたいと思っていることを、楽しむことではないでしょうか?
自由な時間には、本を読む人、ヨガをする人、
お昼寝する人、散歩する人、お茶を入れる人、
などなど、思い思いの空間で、思い思いの過ごし方を、
時間の使い方をしていただきました。
ただ一煎のお茶であっても「何もしない」を楽しみながら、心のゆとりを持ってお茶をいれると、
丁寧にいれることができ、普段とは違った味わいを感じることもあります。
リトリートで「何もしない」から、ゆとりを持って自分を感じてもらえたことでしょう。
スタッフの私たちも、贅沢な時間を過ごすことができ、
改めて「何もしない」時間は必要なんだと
感じた3日間でした。
講師の方々、参加者の皆様、ありがとうございました。
来年、2017年の「何もしないリトリート」は同じ会場で
11月10(金)、11(土)、12(日)に予定しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿