2018年4月18日水曜日

From Ohana 「絵本で子育て」



From Ohana  「絵本で子育て」

ハワイに住みながら、英語環境でお母さんやお父さんの母語、日本語をなんとか教えようとされている親御さんは多いことでしょう。そして、それが一筋縄では行かないということも体験済みではないでしょうか?

言葉は、絵の具のようなものです。たくさんの色があるからこそ、様々な色で、絵を描き、それがストリーになります 。

まずは、子ども達のパレットを色々な色でいっぱいにしてあげましょう。 絵本がそのお手伝いをしてくれます。日本語、英語にこだわらず、質の良い絵本から、たくさんの言葉、子ども達の感性に働きかける言葉にたくさん触れさせてあげて下さい。







家庭において、一番身近ですぐできるのが、絵本の読み聞かせです。日本語でも英語でも、子ども達に読み聞かせをしましょう。たくさんの言葉に触れ、たくさんの色が揃えば、子ども達のパレットにたくさんの色となって残ります。そして、その絵の具で、子ども達は自ら、 カラフルで楽しいストリーを作っていくことでしょう。それから、絵本には言葉以外のことがたくさん詰まっています。それも忘れずに楽しんで下さいね。ここでは、そんな観点から、英語絵本を紹介します。ご家庭でお子さんと一緒に英語絵本を楽しんでください。

















The House of Four Seasons
By Roger Duvoisin  (1956)

邦題:はる、なつ、あき、ふゆ いろいろのいえ










家庭は子ども達の生活や教育の原点です。家族で住む家は、'House' ()であり、そこに住む人たちの心の拠り所は'Home'(家庭)と英語では区別して表現します。

欧米では、古い家を買い、そこに住みながら何年もかけ住みやすいようにリフォームし、完成したら売り、また違う家へ移るということをする人たちが少なくありません。欧米人の「家」に対する考え方が伺えます。まさに文化の違いです。


このお話は、家族の家 'house' を家族の拠り所の場 'homへ、みんなで築きあげていく様子を描いています。

 お話の最後は、お父さんが、家の外壁の色について、それぞれの家族の意見の食い違いを、上手にまとめながら、子どもたちの学びの場として終わっています。

久しぶりに手にとり読んだ一冊でした。 50年以上前に書かれたお話ですが、今でも楽しめる一冊です。













【あらすじ】

お父さん、お母さん、そしてビリーとスージーは、ある晴れた日に、くねくねした道の多い、田舎へと家探しへ行きました。そこで、静かな森の中にある古い、一軒の家を見つけました。
すぐに、家を買うことにしましたが、中も外もかなり手を入れることが必要で、早速、家族総出で家の修繕を始めます。外壁のペンキも塗り直す必要があります。スージーは「赤と緑にしようよ。春に綺麗だもの」と言います。ビリーは「いいや、黄色と紫がいいよ。きっと夏にぴったりだもの」、そして、お母さんは「秋を考えると、茶色と青だわ」と言いました。お父さんは「緑とオレンジがいいな。冬にあう」と。そこで、家の4つある壁をそれぞれ、好きに塗ることにし、ペンキ屋さんへ行きました。が…。みんなの欲しいペンキの色がありません。

そこで、お父さんは、「三原色、赤、黄色、青、のペンキから自分たちの欲しい色ができるよ」と、教えました。これで「House of Four Seasons」ができるねと子どもたちは大喜び。

お父さんは「そうだ、もっと面白いことを教えてあげよう」と、硬い丸い紙を六つに分け、三原色を交互に塗りました。そして、真ん中に糸を通しました。くるくるっと糸の両端を持って回し、手を止めると、まるい紙は勢いよく、回り始めました。

そこで見えたのは、三原色ではなく、白一色の丸い紙でした。

「さて、これで、我が家ぴったりの色が決まったね。「白い家にしよう!!」「白は全部の色の元の色」だから、これが本当の House of Four Seasonsの色だよ!

こうして、家族総出で家のペンキ塗りは始まりました。


学びはどこにでも転がっていますね。生活の中で、ちょっと手を休め、お子さんと一緒に「学び」を探してみてはいかがですか?




2018年3月6日火曜日

From Ohana こころの話「叱る」



子育てでは「叱る」こと、「褒める」ことが
毎日の生活に深くかかわってきます。
子どもが動き回るようになると、
どうしても「ダメダメ!」の言葉が増え、
叱っているつもりが、ただただ、感情の爆発になったり、
怒りをぶつけているだけになったり。
夜になって、寝顔を見ながら「ごめんね」と語りかける
なんてこともありました。



上手に「叱る」ためには、
自分が子どもに何を伝えようとしているのかを
はっきりさせておくことが大事です。
具体的にどの行動を変えて欲しいと思っているのか。
言葉で説明できるようになると、とても役に立ちます。

「ダメダメ!」と言っているとき、
具体的には子どものどの行動に対して
「ダメ!」と言っているでしょう?




*部屋の外に一人で走って出て行こうとした
*出かけた先などで触ってはいけないものに触わろうとした
*友だちのおもちゃをいきなりとった

などなど。ダメはたくさん使っていても、
「どの行動についてか」を言葉にするのには
意外と手間がかかります。けれども、行動を特定すると、
子どもに「では、どうすればいいのか」を伝えやすくなります。

部屋の外に走り出そうとしたときに、「ダメ!」だけ
じゃなく「お母さんと一緒にいなさい」や「危ないから
この部屋にいてね」。触れてはいけないものに触れそうに
なったら「それは触らないでね」「見てようね」、
おもちゃの件では、「『貸して』って聞いて、『いいよ』
って言ってくれたら借りるのよ」などなど。




「ダメ!」は即効性はあるのですが、
「じゃあ、どうすればいいか」につながりにくい。
とりあえず、今の行動を止める、ということはできるけれど、
本来はどうすればいいかを学びにくいメッセージです。



「ダメ!」と言っているとき、
自分は具体的にどの行動について言っているのか、
そして、本当はどう行動してもらいたいのかを
言葉にすると、伝わりやすい言葉が見つかります。



2018年1月24日水曜日

おはな文庫 読み聞かせ会 冬から春をイメージする

リビングオハナ内に併設している「おはな文庫」はバイリンガル文庫です。
月一回の土曜日の活動日には、英語、日本語の絵本の読み聞かせと親子でできる簡単なクラフトを楽しむ会です。

もちろん、絵本の貸し出しも行っています。細々と続けて来た甲斐があり、最近では参加者も増え、楽しいひと時を過ごしてもらっています。

また、子どもの成長と共に、文庫を離れても、リビングオハナの他のイベントに参加してくださる方も増え、地域に根ざした活動できていることを嬉しく思うと共に、サポートしてくださっている方々に感謝しています。


1月20日、日本での季節は冬。
常夏のハワイでは感じることができない季節です。

絵本を通して、冬の様子を体験しました。


冬眠、冬ごもりしている動物たちがいち早く感じる「春」を
一緒に楽しみました。




英語の本は英語で、日本語の本は日本語で。おはな文庫に来てくれる子どもたちは、それぞれの言語をそのまんま受け取ることができます。


未就学児は圧倒的に日本語が強く、学童期を迎えるとそれぞれの家庭での言語教育のあり方、子どもの資質により、言葉の理解度は英語、日本語とも変わって来ます。




でも、絵本から受け取ることができるのは「言葉」だけではありません。
読み聞かせをしてもらっている子どもたちは
文化的なこと、自然の世界などに触れると共に
集中力も、想像力も育ちます。
そして、絵本の中で、お話の中で、楽しいこと、悲しいことなどたくさんの
感情を疑似体験することになります。





冬から春をイメージして、冬の寒い時期に光を。。。と言うことで今日はキャンドルを入れるガラスの瓶にティッシュペーパーでコラジューしました。


紙を手でちぎる。

指にノリをつけて紙を貼る。

ちぎった色々な色の紙から好きな色を選ぶ子どもたち


出来上がりは様々ですが、どれもとっても綺麗です。









お母さんも熱心に
一緒に楽しんでいました。




この日は絵本ももらってみんな笑顔。
参加ありがとうございました。
また来月会いましょう。

2017年11月25日土曜日

2017年 何もしないリトリート終わりました。


第2回目、何もしないリトリート、無事終了しました。



会場となった
は、

Mindfulness  Maka’ala マインドフルネス
Empathy  Aloha  共感
Working Together  Lokahi  共に働く




をモットーに運営されているファーム・リトリートセンターであり
障害を持った人、ホームレスの人、青少年育成、お母さんと子ども達の学びの場、生活サポートの場となっています。





開設当初はルドルフ・シュタイナーの提唱するバイオダイナミックファームとして、デメター農法の認証も受け、始まったセンターでしたが、




現在は、ここを拠点として、活動の輪も広げられ、多くのボランティアと共に、地域の、ハワイの人々をサポートしているオーガニックファームとなっています。



リビングオハナでも、この施設を私たちのリトリートの会場とすることで、微力ながら、少しでもハワイのコミュニティーをサポートしていくことにつながると考えています。




この度のリトリートの参加費の一部もファームへ寄付させていただきました。



また、プログラム中、お料理を教えてくださった、講師の方々も
地域に根ざした活動を広くされている方たちです。



ローフードのりこ先生 


 ハワイアンフードのちえみ先生





食事作り以外の時間は、皆さんそれぞれ、思い思いの時間の使い方をしながら、ファームステイを満喫されたことでしょう。

今年は雨が多く、蚊に悩まされましたが…。







「何もしない」ということがない時代、
「何もしない」でいられなかったり、
意識を持って「何もしない」と考えなければできない時代。

何もしないことにちょっぴり罪悪感さえ感じる時代に生きている私たちです。

今回のリトリートでは実際、食事作り以外の時間は、皆さんそれぞれ、思い思いの時間の使い方をしながら、過ごしました。







この三日間、
「何もしちゃいけないんだった」
「ああ、何もしないんだった」
「何もしなくていいんだった」








と最初は自分に言い聞かせていましたが、

だんだんと、忘れていた「何もしない」という感覚を思い出したかのように、たっぷりとゆったりとある時間を感じることができるようになり







「何もしないっていいね」
と、いう声に変わってきました。

「何もしない」というのは、動かずじっとしているということ
ではなく、


今、この瞬間、自分の心の向くままに、心身が、今やりたいと思っていることを、楽しむことではないでしょうか?







自由な時間には、おしゃべりをする人、本を読む人、ヨガをする人、
お昼寝する人、散歩する人、お茶を入れる人、






などなど、思い思いの空間で、思い思いの過ごし方を、
時間の使い方をしていただきました。

ただ一煎のお茶であっても「何もしない」を楽しみながら、心のゆとりを持ってお茶をいれると、

丁寧にいれることができ、普段とは違った味わいを感じることもあります。

そんな当たり前のことを



リトリートでは、ゆとりを持って自分を感じてもらえたことと思います。







スタッフの私たちも、贅沢な時間を過ごすことができ、
改めて「何もしない」時間は必要なんだと
感じた3日間でした。


講師の方々、参加者の皆様、ありがとうございました。







来年、2018年の「何もしないリトリート」は同じ会場で
11月16(金)、17(土)、18(日)に予定しています。


お早めにお申し込みください。


ALOHA AND MAHALO




2017年1月27日金曜日

絵本リレーにより絵本がたくさん届きました♪


「絵本リレー」により、新たに80冊以上の絵本が寄贈されました。

おはな文庫の呼びかけにより、日本語の絵本が日本各地から集まり、この度、無事、ハワイのおはな文庫へ届きました。

国内送料を自己負担し、絵本を送ってくださった方々、

集まった絵本をスーツケース二つに詰めて、持ってきてくださった方、

ありがとうございました。





このプロジェクトをサポートしてくださった皆様に心より感謝いたします。


ハワイおはな文庫では毎月、日本語、英語の絵本の読み聞かせ会を企画しています。今回、新しい絵本が届いたことで、毎月の読み聞かせ会もさらに充実したものとなるでしょう。


Aloha and Mahalo


おはな文庫の母体、Living Ohanaの活動についてはホームページをご覧ください。

ハワイリビングオハナ








2016年12月5日月曜日

何もしないリトリート 身体を整えるローフード食事つくり

「何もしないリトリート」2日目の朝はraw foodで始まりました。

'raw'とは英語で「生」という意味です。このお料理では火を使わず、果物や野菜を生の状態でいただくというお料理です。

ちょっと聞くだけでは、なかなかハードルが高いような気もしますが、一度学ぶと納得することだらけで、少しでもいいので毎日の食事に取り入れることで、 身体も喜んでくれるのではないかと思いました。




本日のメニュー:ケールと果物のスムージ
 じゃじゃ麺 (麺はズッキーニ)
野菜の海苔巻き
カシューナッツマヨネーズとスティクサラダ
野菜炒め風
オニオンブレッド(焼いていません)

デザートとして
チーズケーキ(キャシューナッツのクリームで)
焼かないブラウニー
マコロン(もちろん焼いていません)


かなり盛りだくさんのお料理でした!




人によっては生肉を食べる人もいるということですが、基本的に生の野菜や果物、そして、味噌、醤油などの発酵食品を使います。乳製品は使いません。

自然の状態で野菜や果物など加工されていないものには、それぞれが酵素を持っています。その酵素は煮炊きすることにより死んでしまいます。ローフードでは、酵素の力を生の状態でいただき、野菜や果物が持つ酵素を最大限にとり入れる、というコンセプトのもと考えられています。


ローフードについての講義



お料理の始まりです。火を使わないのでレンジの上は物置に。。。

まずはグリーンスムージー






リコ先生



じゃじゃ麺の具(肉もどき)はマッシュルームが主体です。




麺は、ズッキーニをクルクル切って。



できあがり









野菜ロールは太巻きの要領で巻きます。





お水をつけて、海苔がくっつくようにして、できあがり。


炒めてない野菜炒め たれを作り野菜に絡めてあります。


キャシューナッツクリームでつくってある、ローチーマヨネーズ
絶品です!


左側にあるオニオンブレッドは、アーモンド、フラックスシード、ゴマ、などなどを固めて薄くしてディはイドレーターで乾燥させたもの


締めはデザート!! お腹がもたれないローのデザートは最高です。
緑のものは、ケールチップ。これもディはイドレーターで乾かしてあります。






普通の煮炊きのお料理方とはまるで違うローフード。
ナッツを水で戻したり、事前の準備には時間がかかる場合もありますが、調理そのものは簡単です。

冷蔵庫でカンカンに冷えたものではなく、果物や野菜は、常温にもどすことにより
より、身体に優しくなるということです。





暑いハワイでは、野菜や果物をローの状態で食べることは一年を通して可能だと思います。少しでもいいので、毎日の食事作りに、ローフードを取り入れるといいかもしれませんね。



たまたまお見えになったお客様にも大好評!



飽食の時代、自分の身体に意識を向けて、
優しく食べていきたいです。


来年のリトリーでもまた、ローフード教室を組み込みたいと思います。


来年、2017年は
11月10日、11日、12日を予定しています。