2018年9月10日月曜日

From Ohana こころの話「ほめる」

「叱る」ときには具体的な行動を取り上げることが
大事だと書きました。
「ほめる」こともおんなじ。
「うちの子はほめるところがどこもない」
とおっしゃるお母さんでも、
「子どものOKな行動」を見つけることができると、
ほめるところがいっぱい見つかります。




「あなたはいい子ね」というほめ言葉。
漠然とポジティブな雰囲気は伝わるのですが、
どのふるまいについて、OKと言われているのかが
子どもにはわかりにくい。
たとえば「使ったハサミ、元に戻していい子ね」
のような言い方だと、「これはOKなんだな」と
子ども自身も確認できることになります。

かつて、子どもが3、4歳のころにハグハグしながら、
「大好きよ!」と伝えたら
「うん、それはわかってんだけど…」と
返答されたことがあります。
こんな感じになったら、
「行動をほめる」が伝わりやすい時期。



「幼稚園の先生に元気におはようって言ってて、いいね」
「朝、自分で持ち物用意するの見てたら誇らしく思ったよ」
「お皿、下げてくれてありがとう」
などなど。

「えらいね」「すごいね」だけではなく、
具体的な行動に対して、
「それをOKだと思っているよ」
というメッセージを子どもがわかるように伝える。
この方法を手に入れると、
「ほめ」のレパートリーが広がります。



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