2012年12月23日日曜日

第1回目 「食と心と教育」ワークショップ





いよいよ、Living Ohana 活動開始です。


参加を希望されるかたはコメントに「参加希望」とお書きください。こちらから追って連絡を差し上げます。皆様のご参加お待ちしています。


第1回 「食と心と教育」(1/17)

対象:大人
会費:15ドル
日時: 1月17日 木曜日  10:00−12:30
会場:Soto Mission of Hawaii (1708 Nuuanu Ave.)
持ち物:空のお弁当箱、タッパー、お箸、飲み物


発足一回目のワークショップはLiving Ohana のテーマに沿って良いとこ取りの特別セッションです。まずは
「心」。親の感情、子供の感情の状態、特徴、つき合い方についてお話しします。

そして、「教育」。家庭で出来る子供たちへの言語教育についてお話します。

最後に「食」。和食の基本に触れながら今回はスタッフが用意したお惣菜を自分たちでお弁当につめてみます。眼で食べる。プレゼンテーションの大切さを体験してみてください。

虹のふもとにあるものは。。。


モロカイ島にて
こんにちは、

このところ大風、大雨、そして時々晴れという激しいお天気が続いているハワイです。
でも、悪い事ばかりではなく、その合間をぬって空にかかる美しい虹をみることができます。ハワイをレインボーステート rainbow stateと言うわけですね。


虹の麓には何があるのでしょうか? 欧米では a pot of gold  金貨の入った壷がその麓にあると言われます。なんだかワクワクするファンタジックなお話ですね。

上空から


古くは聖書では、 God's promise of mercy to mankind after the Deluge (Gen. 9.13)
とあります。(大洪水の後の人間への神の慈悲)
日本ではどんないい伝えがあるのでしょうか?
いずれにしても、自然の成せる技、神秘的で美しく、
これを見ると何かいいことがありそうな気さえします。







今日も虹がみれますように〜, そして、皆様の上にも虹がかかりますように


直子


2012年12月4日火曜日

きんぴら牛蒡は辛い方がいい



キンピラを作ろうと牛蒡を買った。




いつも牛蒡を見る度に不思議に思う。
どうして、この地中深く埋まる根っこが食べられると知ったのか?
目に麗しく、小鳥たちも競ってつつく果実なら話しは解かるが。
一番最初に牛蒡を食べた人は、まさにお惣菜のパイオニアだなと。

包丁の背で皮をこそげる。
綺麗にし過ぎると、香りが無くなるので用心だ。
掻きが好きな人もいるが、私はマッチ棒より太めの拍子木にする。
甘辛くするとあまり量を食べられないので、最近はグッと薄味だ。
唐辛子がピリッと味を引き締めてくれる。

戦争中、日本軍の捕虜になった米兵の話し。
捕らわれの身とはゆえ、そこらの葉っぱや根っこを食べさせられた時は辛かったが、
あれは、今を流行りのマクロビオティック。
ミネラル豊富な自然食だったのかと。

もう直ぐ“リメンバー・パールハーバー”だ。(ハワイ時間12月7日)
丸太のようなキンピラをかじる。
鷹の爪のせいか鼻先がツーンとした。 (優子)




2012年12月3日月曜日

アドベントからクリスマス




アドベントからクリスマス




我が家の周りで切ってきたモミの枝とガーデンのリンゴで作ったアドベントリース。



今日12月3日は今年のアドベントの始まりの日です。



最近、日本でも、アドベントカレンダーと称して、24個の小さな窓にチョコレートが入ったかわいらしいクリスマス柄の薄い箱のようなものを良く見かけるようになりました。毎日、ひとつづつ、小窓を開けて中にあるキャンディーを食べるのは楽しいですね。


アドベントはラテン語の派生語で「来る」という意味があり、クリスマスからさかのぼった4週間を言います。



私が携わっているシュタイナー学校は基本的に無宗教ですので、イエスキリストの誕生を祝うクリスマスを祝うだけではなく、冬至のお祝いと新しい命の誕生、Rebirth(生まれ変わり)の象徴としてアドベントからクリスマスを大切な季節の行事としてお祝いします。

アドベントのこの季節には闇と眠り包まれながら、これからくる新しい年の始まりへの期待と予想のバランスをとる時期です。4週間後の闇から光へ、新しい年の始まりを心待ちにする時で、
暗い季節に、光を絶やさないだけでなく、光を自分の内の
中に明るく育てていく象徴的な行事です。


間もなく冬至、一日の日照時間が一番短い日、つまり夜が一番長い日までは、夏とは違う時の流れを感じます。
この時期、冬至までの間、北半球では暗い時間が増え大地も動物たちも眠りにつきます。人間は外の光が少なくなった分、自分自身の中眼を向け光を、暖かさを感じ、育てていく季節です。
日本でも冬至にはカボチャを食べたり、ゆず湯に入る習慣がありますね。韓国では小豆粥を食べるそうです。西洋も、東洋も形は違っても自然に育まれている私たち人間は一緒です。

暗く、寒い時期、毎日小さなアドベントカレンダーの窓を開けながら、クリスマスを待つことには意味があるのです。

ここでルドルフシュタイナーのアドベントの詩を紹介しましょう。


The first light of Advent is the light of stone-
Stones that lives in crystals, seashells, and bones.
The second light of Advent is the light of plants-
Plants that reach up to the sun and in the breezes dance.
The third light of Advent is the light of beasts-
All await the birth, from the greatest and in least.
The fourth light of Advent is the light of humankind-
The light of hope that we may learn to love and understand.
Rudolf Steiner

アドベントの1つめの光は、鉱物の光。
クリスタルや貝がら、骨に生きる鉱物。
アドベントの2つめの光は、植物の光。
太陽までも届き、軽やかに踊る植物達。
アドベントの3つめの光は、動物の光。
偉大なものから、そして、小さなものからも、みな誕生を待ち望む。
アドベントの4つめの光は、人類の光。
私たちが、愛し合い、理解し合うことを覚える希望の光。

シュタイナー学校ではこの詩にあるように、アドベント第一週は、クリスタルや石
や貝殻などをテーブルに飾り、4本立てたろうそくのうち1本
に光を灯します。
第二週目に入り、リースや他の植物を飾り、1本目と2本目の
ろうそくに火を灯します。
第三週目は、動物たちを。動物の形の木のおもちゃなどを飾り、
1/2/3本目のろうそくに火を灯します。
第4週目、最後の週には、人の形のものを、木のおもちゃ、人形などを飾り、4本全部のろうそくに火を灯します。


この地上に有るものは鉱物、植物、動物そして人間。シュタイナー教育ではこの自然界の法則を感じることができるように、夏の活発さではなく、心静かにできるように、暖かくつつまれるような体験を詩やお話などを通してもたらします。 (直子)

2012年11月30日金曜日




11月29日の朝、
ナデシコクラブで出会った優子さんと、
優子さんの紹介で出会った
カリフォルニアの山奥で生活している直子さんと、
ダウンタウンで久しぶりに会いました。

昨年、直子さんに声をかけてもらい、
「何かできるといいね」と話していたことが、
ここで一気に形になりました。
まずは名前をつけようと、3人でしばし苦悩。
そして、直子さんがハワイで長く続けていた
Ohana文庫の名前であり、
ハワイ語で家族を表すOhanaを残し、
そこにlivingを組み合わせ、
[Living Ohana]と命名。

「家族」にはその関係を常に変化させつつ
未来に続いて行くっていうイメージが私にはあります。
常に「動いている」「変化している」「継続していく」感じが、
 -ing形のところに入っているようで気に入りました。

お昼にカハラモールでちえこさんと合流し、
whole foodsの前のベンチで年間計画を作成。
2013年は夏休みの6、7月を休んで
毎月1回ずつ、計10回、イベントを開くことにしました。
Living Ohanaの所在地と連絡先のP.O.Boxを決めて完了。

活動開始です。
どんな出会いがあるのか、どんなつながりができるのか、
今からドキドキ、ワクワク。
どうぞよろしく! 

まもなく、第1回目、2013年1月のイベントの
アナウンスがありますので乞うご期待! (奈々)

2012年11月29日木曜日


Living Ohanaブログ開設初日。

 雨の合間にハワイらしい青空と白い雲が広がる。
まっすぐ伸びたハイビスカスの花も空に向かっている。