2014年3月8日土曜日

「納豆」日本の豊かな食文化




1月から2月に渡り、2回の「納豆作りワークショップ」が行われました。
納豆は日本人の食卓には欠かせないものであり、ハワイでも店頭に様々な種類の納豆が並んでいますがその殆どが日本からくる冷凍納豆です。

でも、ハワイには地元で作られている納豆もあり、今回はローカル産のフレッシュな納豆から納豆菌を採り「納豆作り」を皆さんに体験して頂きました。



左はローカル産納豆。右は日本から購入した納豆菌。この小袋は60キロの納豆が作れる量です。

オーガニックスーパーで購入した乾燥白大豆




一晩水に浸けた大豆(左)  
圧力鍋で蒸し上げた大豆(右)
蒸し上がると約3倍の重さになります。これだけでも十分美味しく頂けます。


  蒸し用の布にくるんでいます。
大豆はお鍋のなかで表皮がとれ
鍋の蒸気口に詰まるおそれがあるので、こうやって包むことで圧力鍋も安心して使えます。




約40分蒸し上げます。

大豆が蒸されている間に、スタッフの奈々さんから「発酵」についての知識をインプットして頂きました。


大豆がむしあがりました。




 熱いうちに納豆菌液を振りかけて容器にいれます。

納豆菌は市販の納豆40粒をお湯で洗いその液を使います。
とても簡単なプロセスで、美味しい納豆が出来るのです。


ご家庭にある道具で。。。納豆は発酵するときに酸素が必要なので、アルミ箔に穴をあけて空気をいれます。
これで、40℃前後を保ち、一晩寝かせます。


その後、今度は冷蔵庫で一晩寝かせ、熟成させます。






そうすると。。ほら、こんなに粘った納豆が出来上がる訳です!!!



これから納豆餅を頂きます。

この日はお寺に上がったお正月用の紅白のお餅を頂きました。ホットプレートでじっくり焼くと美味しく焼き上がります。






納豆作りはただ美味しい楽しいだけではなく、日本古来の食文化を体験できる機会となりました。

大勢の参加ありがとうございました。
発酵食品のワークショプはまだまだ続きます。
  お楽しみに♫



0 件のコメント:

コメントを投稿